私の専門は消化器一般（腫瘍）外科で専門医/指導医として大学時代は診療、教育、研究に携わってまいりました。

山口県立総合医療センターでは消化器外科診療を行っていましたが、もともと一般外科であった乳腺外科の需要は増加する一方でこの規模の病院では専任で診療することが必要と考え平成25年より乳腺科を開設し乳がん診療にあたってきました。

山口県立総合医療センター在職14年で乳癌手術症例は1000例を超えました。

令和2年には第17回日本乳癌学会中国四国地方会の会長を務めさせていただきました。

乳腺疾患との関わりのルーツとして考えられるのは大学勤務時代の平成15年から山口県立総合医療センターへ移動してからも平成27年まで毎年のように計10回の山口マンモグラフィ読影講習会を主催開催させていただいたことのように思います。

毎回、中国四国九州地方の乳腺疾患を専門とされている先生方を数人講師としてお迎えし交流せていただいたことにより何らかの刺激を受けたのかもしれません。